日本ではあらゆるところで消費者金融のサービスが受けられるようになっているために、金融業者から融資を受ける人が多いと言われています。金融業者からカードローンなどのサービスを使って借り入れをしたときには、返済期日が決められており、指定されている期日までに支払う必要があります。どうしても支払うためのお金がないときには、別の金融業者から借り入れを行うことでお金の工面を行うことで支払う人もいるでしょう。しかし、別の金融業者から借り入れをして借り換える形で支払いをした場合でも、借金そのものは減っているわけではありませんので、いつまでも繰り返すことは難しいと言えます。
借り入れを行った借金の返済をするだけの資産や収入がないときには、債務整理の一種である自己破産について検討してみるのも良いでしょう。自己破産の手続きを行えば、支払うことができない借金の全てにおいて返済義務を帳消しにすることが可能になります。ただし、支払い義務を免除してもらう代わりに、財産の多くの部分を処分する必要のある手続きとなります。財産を失わずに借金問題を解決したい人の場合には、債務整理の手続きの中の任意整理を選択する方法もあります。
任意整理について弁護士などに相談することで、借り入れをしている金融業者と交渉をするための代理人になってもらうことができます。債務整理の種類のうちの任意整理であれば、返済ができる金額にまで借金額を減らしてもらえる場合もありますし、払いすぎている過払い金があることがわかったときには、借金に充当させることもできます。